安心・安全な環境整備を|フルハーネス型の安全帯

南のほうからは花の便りも

聞かれるようになりましたね。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

常務の大鍛治洋介です。

 

4月1日からは働き方改革関連法が

施行されていきますが、私たち建設業界にも

より安心・安全な職場環境の整備が進んでいます。

  

建設業界の死亡事故でもっとも多い

「墜落・転落」の防止をするために

フルハーネス型安全帯の着用が義務化されました。

より働きやすい職場を実現するために

厚生労働省がまとめた『労働災害防止計画の目標』の

重点事項の1つに「死亡災害の撲滅を目指した対策の推進」があります。

 

統計資料によると労働災害発生状況では

「建設業」がもっとも高い数値となっており

建設業の死亡災害、死傷災害の型別

もっとも多いのは「墜落・転落」。

 

高所作業の命綱となる「安全帯」は

今までは胴ベルト型安全帯が主流であったため、
墜落阻止時に体が抜け出すリスクや、

上の図のように墜落阻止時に

体が「くの字」となり、胸部や腹部を

圧迫してしまう危険があります。

 

その点、フルハーネス型ですと

胴だけではなく、肩やももにもベルトを装着するので

抜ける心配もなく、衝撃を分散することができます。

2019年2月から高さ6.75メートル以上で

フルハーネス型の着用が例外なく義務付けられました。

(建設業では高さ5メートル以上)

 

中之島鉄工では社員教育の一環として

フルハーネス型安全帯の着用方法などを

学んでいます。

 

私たちはより安心・安全な

職場づくりを目指して

取り入れるべきことは

これからも積極的に取り入れていきます。