今年もいよいよ残りわずかと
なってしまいましたが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
常務の大鍛治洋介です。
先月、技能研修生の面接のために
ベトナムに行ってきたことの後編です。
※前編はこちらをクリック。
今回は面接の様子をお伝えします。
会場は首都ハノイにある送出し機関。
『技能実習生』として選抜された方は、約半年間、
日本語教育や日本の文化の教育をこちらで受けます。
ここで、６人の求職者を面接しました。
履歴書をもとに質問を行い、
溶接の技術力を確認するために
溶接もやっていただきました。
面接で選考させていただく基準は様々あると思いますが
私が大切にしていることは“真面目さ”。
今持っている技術力というより
鉄工所で実践しながら技術を身につけていくことが
重要ですので、真面目に前向きに１つ１つの技術を
身につけてもらえるかを基準にして
お２人を選考させていただきました。
フーさん（写真左）とホアさん（写真右）です。
選考した翌日には、
フーさんの家にご挨拶に行きました。
首都ハノイから車に揺られること２時間で到着。
フーさんは「田舎です」と言っていましたが、
豊後高田とあまり変わらない街並みでした。
この日は、ご両親が結婚式に出席するために
いませんでしたので親戚のおじさんの家へ。
この日のために、フーさんの親戚の皆さんが
鶏をしめてくれたり、たくさんの料理で
もてなしてくれ、歓迎していただけている
お気持ちが十分伝わってきました。
ご家族・親戚の皆さんと記念写真。
面接はテレビ電話を使えば
日本からでもできますが、
やはり実際に現地で本人に会って、
ご家族の皆さんともお会いすると、
大切な家族を預かるという
重大さや責任の重さを再確認できました。
採用したフーさんとホアさんは
これからベトナムで半年間の研修を行った後、
日本に来て１ヶ月、豊後高田市で研修を行います。
研修が全て終わってから
中之島鉄工で一緒に働くことになります。
フーさんとホアさんを大切な仲間として迎え
一緒に技術を磨き、よりよい商品・サービスの提供に
尽力していきたいと思います。