
残暑がひとしお身にこたえる毎日ですが、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
常務の大鍛治洋介です。
当社では数年前より、
ベトナムやミャンマーから
技能実習生を受け入れています。
慣れない環境での挑戦にもかかわらず、
皆さん真剣に仕事に向き合い、
大切な仲間として現場を支えてくれています。
今回は、そんな実習生との歩みを象徴する出来事として、
先日開催したトゥくんの送別会の様子をご紹介いたします。
3年前の2022年8月に来日したベトナム出身のトゥくん。
7月で実習期間を終えることとなり、
会社で送別会を開きました。
トゥくんは溶接作業において高い技術を発揮し、
日々の現場で大きな戦力となってくれました。
また、サッカーの腕前も抜群で、
会社が参加した
地域のフットサル大会では大活躍!
スポーツを通じても仲間との絆を深め、
社内の雰囲気を明るくしてくれました。
送別会は近くの焼肉店で開催し、
社員だけでなくその家族や子どもたちも一緒に参加しました。


子どもたちが賑やかに走り回る様子に
会場は笑顔でいっぱいになり、
職場の仲間としてだけでなく「大家族」のような
温かさを感じるひとときとなりました。


義理堅いトゥくんは、
自ら用意した心のこもった
お別れのプレゼントを皆に渡し、
私たちを感激させてくれました。
異国での数年間をやり遂げた彼の姿に、
社員一同、誇らしさと感謝の気持ちで
胸がいっぱいになりました。

現在、中之島鉄工では、
ベトナムから4名、ミャンマーから2名の
実習生が在籍し、日々の業務を支えてくれています。
それぞれが得意分野を生かしながら、
溶接、組立、仕上げといった現場の最前線で活躍しています。
技能実習生制度を通じて、
私たちは「技術を伝える」だけでなく
「人と人が支え合いながら成長する場」を
つくっていると実感しています。
今回の送別会は、その絆を改めて確認する機会となりました。
今後も受け入れを継続し、
働く仲間として、そして地域社会の一員として
共に歩んでいけるよう取り組んでまいります。